Wind Chill & Misery Index

暑い、暑い、とにかく暑い。
台風11号が西日本に上陸しようとしているが、それをよそに春の予想では「冷夏」なんて言われていた今年の夏がとにかく暑いのである。

そこで 「実際にどれだけ暑いのか?」 なんてやっていると、それだけで暑くなってくるので 「いま世界はどのくらい暑いのか?」 ということを知ることで、日本の “暑さ” について知ろうと思う。

はっきり言って、世界の気象観測データの数値を調べたところでピンと来ない。
だから、こんなときは “アイツ” に頼るのだ。

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Earth Wind Map (earth.nullschool.net)

以前も登場したと思うが、あれからグレードアップして様々な観測データを視覚的に表示させることが可能になっている。
特に注目したいのが 「Wind Chill & Heat Index (Misery Index)」 で、風による体感温度と、気温と湿度から割り出されるヒートインデックスを視覚的に把握できる。
日本を見ると、九州の沿岸には台風による渦巻き状の風が確認でき、太平洋側沿岸から赤道までは気温が高いことが分かるが、地球をグルッと回転させて全世界に目を向けてみると、まだまだ暑いところはたくさんあるのである。日本よりも緯度が高い国々でも、暑さに苦しむ人々がたくさん居るということ。そんなことを頭に入れながら過ごす夏は、もしかしたら少しだけ違った暑さになるのかも知れない。

現在、Earth Wind Map は Global Forecast System(GFS) からデータを取得して様々な視覚情報を提供している。

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▲NASAの宇宙飛行士 「Reid Wiseman」 氏が撮影(6日)した、日本に接近中の台風11号(ハーロン)。

特に今年は西日本を中心に、多大な天候被害が起きている。
Twitterなどを見ていると “どうしてか日本は災害が多い国になってしまった…” といった発言が目立つが、そういった発言(認識)が増えることが災害を増やす要因の一つになっていることは間違いない。

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