DCI立ち上げによるBitcoinの行方

先日、MIT(Massachusetts Institute of Technology / マサチューセッツ工科大学)のメディアラボ所長で、「Joi」の愛称で知られている伊藤穰一氏が「ビットコインなどのデジタル通貨はこれからの10年において、人々の生活に大きな影響を与えようとしている」として、Digital Currency Initiative(DCI)なる組織を立ち上げた。
これまでも伊藤氏は、度々ビットコインが社会に及ぼす影響やリスクについても語っていたり、MITもビットコインを配布したり授業に取り入れたりと積極的で、伊藤氏の「Bitcoin とインターネットの類似点と相違点」というコラムを読んでいただくことで、より彼の見解を知ることが出来る。

一方でBitcoin財団は既に破綻寸前だという情報も流れ、ビットコインの普及に努めるBitcoin Foundation内でもトラブルが起きていたりと、ここへ来てビットコインの行方に注目が集まっているが、今回のDCI立ち上げの目的のひとつは、それらの懸念を払拭するものも含まれおり、政府・民間だけでなくNPOなどを巻き込んで、研究し標準化を目指すものであるといえる。

おそらく、2020年に東京オリンピックが開催される頃にはビットコインが更に世界に普及し、2020年以降の10年間では、我々の生活にも身近な通貨となるだろう。

DCI立ち上げに関する声明などは、こちら(DCI立ち上げの声明, 伊藤穰一氏のコラム, bitcoin news)などを参考にすると良い。

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