同じ本をいくらで買うか? BLOGタグ: digital, download 本を読むのが大好きな子供だった。はじめて親に連れていってもらった、図書館の広さと本の多さに驚いたのを今でも覚えている。数冊借りては、返却時にまた借りて…それを繰り返す。懐かしい。 最近ではめっきり図書館を利用することは少なくなってしまったが、書店には月に何度も足を運び、新刊を読み漁り、掘り出し物の一冊に出逢えたときはこの上なく嬉しい。本特有の紙とインクの匂い、独創的な装丁、立ち読みだけでも別世界に引き込まれてしまうひととき…そして本を購入して帰るときの何とも言えないワクワク感。 それでも数年前から、僕にはもう一つの購入方法がある。そう、電子書籍として購入することだ。 本を持ったときの感触、重量感、ページをめくる手触りや香りもない。同じ本でも文庫本と電子書籍では何か違う内容に思えることもあった。それでも電子書籍を選択する理由がある。 「早い!」「安い!」「保管が容易!」という3つの魅力があるからだ。 <早い> 説明するまでもなく「ポチッ」とやれば、数秒でダウンロードされてその場で読める。自宅に居ながら見たい本がリアルタイムで届く感覚。一度この感覚を覚えてしまうとなかなか抜け出せなくなる。 <安い> この記事の本題がココなので、詳細は後ほど。 <保管が容易> 本って何冊もあると保管場所に困るんです。本棚なんてすぐにいっぱいになってしまうし、どこかにまとめてしまっておいても、目当ての本を見つけるのが大変だったり。 その分、電子書籍は場所も取らないし、ハードディスクに何千冊という本を保管できるし、見つけるのだってわずか数秒。 単行本(紙書籍)は単行本で、揺るぎない魅了がたくさんあるのですが、電子書籍もそれに負けず劣らずの魅力がたくさんあって「いまの時代は…」なんて言葉では簡単に片付けられない。 いつもこの狭間で苦しみます。 では、やっと本題の<安い>について… 先ず、電子書籍を購入する際、その多くを「Amazon」で購入しています。お気づきの方もいらっしゃると思いますが「Kindle版」を購入します。 KindleはハードウェアのKindle(電子ブック)を持っていなくても、スマホやタブレットのアプリとして無料で提供されているので、 Amazonで購入したKindle版の書籍を読むことが可能です。 何よりも魅力的なのが価格設定。もちろん全ての本ではないけれど、多くの本が単行本(紙書籍)より安く設定されていて、発売からそれほど経過していなくても半額以下というものも少なくない(頻繁に見かける)。 そんな状態なので、電子書籍が単行本(紙書籍)よりもある程度安いとなると、電子書籍に気持ちが揺らいでしまうって、真夜中に冷静さを欠いて「ポチッ、ポチッ」っとやってしまうのです。 しかし、価格を比較するときに僕をものすごく迷わせるものがあるんですよ。 それが「中古品」ってやつ。 どうして迷うかというと… 例えば僕がこの「大富豪のお金の教え」という本が欲しかったとします。 これをAmazonで探すと、ちゃんと売られていて、それぞれの価格が表示されます。 単行本として新品の状態で購入した場合「¥1,728-」。 それをKindle版で購入すると「¥768-」で購入出来てしまいます。半額以下!!! これはもうKindle版に決まりだな~と、指が勝手にポチッとやる準備をするのですが、ここで違和感を感じるんです。 そう!「中古品」という欄に「¥229-」という価格があるのではありませんか! Kindle版の1/3以下ですよ! この中古品ですが、要は「古本」ってことです。BOOK OFFとかにあるようなものですね。 中古品だってもちろん内容は同じ。多少の汚れがあるのは覚悟しないといけませんが、月に何冊…年に何冊…と計算していくと相当な価格になる。 毎回ここで自分に問い掛ける… 「同じ本をいくらで買うか?」 それではまた。 2015/08/08 0
同じ本をいくらで買うか?
タグ: digital, download
本を読むのが大好きな子供だった。はじめて親に連れていってもらった、図書館の広さと本の多さに驚いたのを今でも覚えている。数冊借りては、返却時にまた借りて…それを繰り返す。懐かしい。
最近ではめっきり図書館を利用することは少なくなってしまったが、書店には月に何度も足を運び、新刊を読み漁り、掘り出し物の一冊に出逢えたときはこの上なく嬉しい。本特有の紙とインクの匂い、独創的な装丁、立ち読みだけでも別世界に引き込まれてしまうひととき…そして本を購入して帰るときの何とも言えないワクワク感。
それでも数年前から、僕にはもう一つの購入方法がある。そう、電子書籍として購入することだ。
本を持ったときの感触、重量感、ページをめくる手触りや香りもない。同じ本でも文庫本と電子書籍では何か違う内容に思えることもあった。それでも電子書籍を選択する理由がある。
「早い!」「安い!」「保管が容易!」という3つの魅力があるからだ。
<早い>
説明するまでもなく「ポチッ」とやれば、数秒でダウンロードされてその場で読める。自宅に居ながら見たい本がリアルタイムで届く感覚。一度この感覚を覚えてしまうとなかなか抜け出せなくなる。
<安い>
この記事の本題がココなので、詳細は後ほど。
<保管が容易>
本って何冊もあると保管場所に困るんです。本棚なんてすぐにいっぱいになってしまうし、どこかにまとめてしまっておいても、目当ての本を見つけるのが大変だったり。
その分、電子書籍は場所も取らないし、ハードディスクに何千冊という本を保管できるし、見つけるのだってわずか数秒。
単行本(紙書籍)は単行本で、揺るぎない魅了がたくさんあるのですが、電子書籍もそれに負けず劣らずの魅力がたくさんあって「いまの時代は…」なんて言葉では簡単に片付けられない。
いつもこの狭間で苦しみます。
では、やっと本題の<安い>について…
先ず、電子書籍を購入する際、その多くを「Amazon」で購入しています。お気づきの方もいらっしゃると思いますが「Kindle版」を購入します。 KindleはハードウェアのKindle(電子ブック)を持っていなくても、スマホやタブレットのアプリとして無料で提供されているので、 Amazonで購入したKindle版の書籍を読むことが可能です。
何よりも魅力的なのが価格設定。もちろん全ての本ではないけれど、多くの本が単行本(紙書籍)より安く設定されていて、発売からそれほど経過していなくても半額以下というものも少なくない(頻繁に見かける)。
そんな状態なので、電子書籍が単行本(紙書籍)よりもある程度安いとなると、電子書籍に気持ちが揺らいでしまうって、真夜中に冷静さを欠いて「ポチッ、ポチッ」っとやってしまうのです。
しかし、価格を比較するときに僕をものすごく迷わせるものがあるんですよ。
それが「中古品」ってやつ。
どうして迷うかというと…
例えば僕がこの「大富豪のお金の教え」という本が欲しかったとします。
これをAmazonで探すと、ちゃんと売られていて、それぞれの価格が表示されます。
単行本として新品の状態で購入した場合「¥1,728-」。
それをKindle版で購入すると「¥768-」で購入出来てしまいます。半額以下!!!
これはもうKindle版に決まりだな~と、指が勝手にポチッとやる準備をするのですが、ここで違和感を感じるんです。
そう!「中古品」という欄に「¥229-」という価格があるのではありませんか!
Kindle版の1/3以下ですよ!
この中古品ですが、要は「古本」ってことです。BOOK OFFとかにあるようなものですね。
中古品だってもちろん内容は同じ。多少の汚れがあるのは覚悟しないといけませんが、月に何冊…年に何冊…と計算していくと相当な価格になる。
毎回ここで自分に問い掛ける…
「同じ本をいくらで買うか?」
それではまた。