みずがめ座η流星群

5月の 「三大天体ショー」 の第一弾!

みずがめ座η(エータ)流星群

のピークが、05月06日夜(実際は07日未明)にやってきます。


▲2013.05.05 / 竜天天文台公園

この「みずがめ座η(エータ)流星群」は、皆さんにも馴染み深い “ハレー彗星” が母体となっており、ハレー彗星が撒き散らした塵の残骸の一部が地球に落ちてくるときに発光するものです。
昨年は1時間に100~120個と非常に多くの流星が見られましたが、今年は1時間に10~15個程度と予想されており、数は少なめとなっております。捉え方によっては、1~2個見られるだけでも、とてもラッキーなことかも知れませんね。

観測のポイントとしては…
● 時間 : みずがめ座が上がってくる 「(07日)02:00~04:00」 にかけて。
● 方角 : 東南東 (地平線近く)
● ポイント : みずがめ座が地平線から上がってくるのは夜明け前になります。ちょうどそのタイミングは月も隠れている時間帯となるので、雲が無ければ観測しやすい好条件となるでしょう。

…となると問題は天気ですね。
ウェザーニューズによりますと、北日本は雲が多い天気となりそうですが、西日本から東日本に掛けて天気は回復傾向にありますので、その時間帯に雲さえ掛かっていなければ見られるかも知れません。
今回は高位点ではないので首が疲れる心配は無さそうですが、反対に地平線に近いため(見通しが悪い場所の場合は)少々高い場所からの観測が好ましいでしょう。

いずれにしましても、まだまだ冷える明け方の観測となりますし、07日からお仕事(学校)の方も多いと思いますので、ご無理なさいませんよう観測をお楽しみください。

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