8K / 4,320p

Youtubeが 8K / 4,320p 動画に対応しました。


■Ghost Towns

8K画質とはどのくらいの解像度なのか?

8ksize

近年のスタンダードであり、よく耳にする言葉に「ハイビジョン(Full HD)」があると思います。実際にハイビジョンといっても放送方式によって違いがあるのですが、ここではその解像度を「1,920×1,080px」とします。
細かい数値は無視していただいて「現代のキレイな映像は、約2,000 × 1,000px なんだ」と思っていただければ良いかと。
この数値が多ければ多いほど、画面に映像を表現する点の数が多いということで、すなわち「高画質」ということになります。

さて、近年の高画質スタンダードの「ハイビジョン」は「約2,000 × 1,000px」だということが分かりました。
そこで、ここ最近家電量販店に行ったり、TVCMを見ていると、やたら「4K画質」という謳い文句を目や耳にすると思います。これは、先に出た「ハイビジョン画質=1K」とした場合の指標で、ハイビジョン画質の4倍画質を意味します。「4K=ハイビジョン画質よりも4倍高画質」ということですね。
4K画質の解像度は「3840 × 2160px」で、約「4,000 × 2,000px」です。ほら、ハイビジョンの4倍!

ここまで説明すればもうお分かりですね?
8K画質は、ハイビジョン画質の8倍の解像度で、いま時代の先端をいこうとしている4K画質の更に2倍も高解像度 だということになります。
8K画質の解像度は「7680 x 4320px」となり、驚異の解像度を持ちます。

視聴者の中には、もうここまでくると4Kと8Kの見分けが簡単にはつかないかも知れません。

現在、8K画質を再生できる民生機は殆ど無く、NHKが商用放送向けに開発しているスーパーハイビジョンが最も身近なところなのが現状です。
公開されているYouTube動画「Ghost Towns」も、米RED社の「RED DRAGON(6K)」で撮影し、Adobe After Effectsで8K画質に編集されているとのこと。やはり、出力機器よりも先に撮影機器が追いつかない図式は従来と変わらないようです。

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