It’s time to wash our hands of these service.

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最近になって急にSNSユーザーの動きが慌ただしくなってきたように思う。
何が慌ただしいのかと言えば、SNS離れが急速に進んでいるということで、もはや10代の4割以上はFacebookに見切りをつけ他のサービスにシフトしている。
正直、Facebookはプライバシーに入り込み過ぎた。
それは利点でもあるが、同時に利点は欠点でもあって、ユーザーを取り込む際に与えた “飴” も、いまでは飴ではなくなっている。家族や親友を巻き込むことで、常に見張られる体制を自ら提供することになる。友人を巻き込むことで、つじつま合わせに必死になる。そして更に多くのユーザーを巻き込むことが目的となり、大衆に対して見栄を張る意識が芽生える。
そうなると辿る道は皆同じだ。料理は写真撮影の素材となり、メニュー選びが素材選びになる。旅行に出掛ければいかに贅沢な旅を満喫しているかを示すスポット探しに追われ、常に5割り増しの記事をアップすることが義務付けられる。
もちろん自分自身が無意識に義務付けているのだ。
こんなものが続くはずが無い。情報交換、情報収集なんて1割にも満たなくて、口実を並べては必死に幸せアピールを繰り広げるだけのツールなのだから。

私自身も昨年から距離を置き始めており、今年に入って新たなサービスを実験的にはじめている。
およそ10種類くらいのサービスを新たに開始してみたのだが、どれも縛りや囲いが無く、とても簡素化されているサービスばかり。その感覚が実に気持ち良い。

そうやって少し先を歩いてみたときに見えてくるものは、小規模グループを形成しそれを軸に発信していくサービスである。
まさに現在のSNSから路線変更するユーザーの一時的な避難場所であり、その先にはもっと身近なところに共有スペースを構える時代が来るのではないか。

「ドメインを持て!」

いよいよ本格的に、決断を迫られる時代へ突入すると思われます。

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