裏 – BEST GADGET 2015

先日の記事で「BEST GADGET 2015」を発表しました。
その記事でも触れたように、2015年は新作ガジェットよりもアップデート(既存製品のバージョンアップ)が目立つ一年だったと感じています。
それならば、一旦 “ガジェット” という枠を外してみよう!と思い、改めて2015年を振り返ってみると、ひとつだけ際だって特徴的なモノ・コトが見つかりました。

そこで今回は「裏 – BEST GADGET 2015」と題して、個人的な2015年の BEST… を発表したいと思います。

Life360

先日の03月27日、Yahooは米国のスタートアップとの業務提携を発表した。
その際に同時リリースされたのが、位置情報共有サービス「Life360」のAndroid日本語版。

Life360は、家族や友人といったグループを登録し、お互いの居場所をリアルタイムで把握することが出来るアプリ。
グループは複数登録することが可能で、アプリ内でグループごとに「公開/非公開」のオン/オフが行えるので、グループ内で必要な時だけ公開するといった設定が可能。
また、学校や自宅、待ち合わせ場所といった特定のエリアを「通知エリア」として設定しておくことで、エリア内にグループ内のユーザーが到着(入る)ことで他のユーザーに通知する機能も搭載されている。

Wind Chill & Misery Index

暑い、暑い、とにかく暑い。
台風11号が西日本に上陸しようとしているが、それをよそに春の予想では「冷夏」なんて言われていた今年の夏がとにかく暑いのである。

そこで 「実際にどれだけ暑いのか?」 なんてやっていると、それだけで暑くなってくるので 「いま世界はどのくらい暑いのか?」 ということを知ることで、日本の “暑さ” について知ろうと思う。

はっきり言って、世界の気象観測データの数値を調べたところでピンと来ない。
だから、こんなときは “アイツ” に頼るのだ。

Google Maps Coordinate

Google が昨年、企業が地図上に様々な情報を置いて可視化できるサービス 「Maps Engine Pro」 を開始したのをご存じの方も多いはず。
これは、企業がそれぞれの目的に応じた的確な地図が作成できるというもの。

単に、地図上にピンを置いて情報を加えるだけでなく、様々な情報の統計を地図上に表示させることが出来る。
更には、Google Earth や、Maps API などの他ソースと組み合わせることも出来、少し前までは映画の中の世界で見たようなことが簡単に現実のものとなっている。

地球の磁極反転

地球には、地表から 約600,000km に渡り 「地場」 が広がっている。
磁場を感じるもっとも分かり易い例として、オーロラがそれに当たるだろう。オーロラは、太陽から吹き荒れる太陽風(プラズマ)が地球に降り注ぐとき、何らかの原因で磁力線を加速して流れるときに発光して起こる現象である。
この太陽風(プラズマ)は、あまりにも大きなエネルギーを持っているため、我々にとってはマイナス的要因となることが多い。即ち、磁場があることでその太陽風(プラズマ)から我々は守られているということになる。

Drone Map

昨年末の記事 BEST OF GADGET 2013 にもランクインした 「DRONE(ドローン:無人機)」 だが、今年に入って一気に注目を集め様々な活躍を見せている。
ヘリ形ラジコンにカメラを搭載(設置)し、上空から撮影する映像は、見事なまでに俯瞰的で臨場感があり、スポーツからサイエンス、更にはリサーチなど様々な分野で大きな活躍と成果を挙げている。
そうなれば、こんなサービスも出てくるのは時間の問題だろう…というサービスが遂に登場した!

防災手帳作成キット

防災手帳作成キット|販売開始

東日本大震災から3年が過ぎました。
あのとき準備した防災グッズの中にも、使用期限や賞味(消費)期限が過ぎたものもあるのではないでしょうか。
準備は、一度行えばよいというものではなく、一定の間隔でメンテナンスを行い改善していくことが重要です。常に “最新” の情報と備えが必要なのです。
そしてそれは、モノだけではありません。

Europe 24

とある一日のヨーロッパ上空を飛び交うフライトを、CGアニメーションでビデオ化した「Europe 24」。
関心を寄せるというよりも、感動するほどの美しさ!これは英国のレーダーデータと、ヨーロッパの飛行計画データを合わせ “イギリスの航空交通管制業のNATS(イギリス航空管制公社)” が制作したそうです。

Flood Maps

改めてだけれど、もう一度「Flood Maps」を確認してみた。
東日本大震災のときも、津波が近くまで迫っている状況では、ただ山側へ(海から遠ざかるように)避難するのではなく、高低差を意識して “高度を上げる経路” で避難したほうが生存率が格段に高かったとの検証結果も出ている。
東日本大震災のときと同様の津波が来た場合、およそ+24~25メートルを予想するのが妥当だと言われている。ということは、安全値は少なくとも 「+30メートル」 ということになる。
皆さんの住んでいる場所は、条件を満たしているでしょうか?
満たしていないのであれば、どの場所(避難場所)まで、どの経路で避難するのが善策なのか、いま一度確認しておいて損はありません。

internavi -Koshin-

東日本大震災のときにも大活躍した、HONDAインターナビの「道路通行実績情報」。思い出してウェブサイトを叩いてみたら、見事に「甲信地方」の情報が公開されていました。

日夜刻々と変わる天候なので、天気予報やリアルタイムの情報を優先していただき、プラスα としてご活用ください。

● internavi
道路通行実績情報[甲信地方]

※今後の災害・防災に関する情報につきましては「#safeside」タグにて更新していく予定です。