Perseid Meteor Shower

三大流星群（しぶんぎ座流星群／ペルセウス座流星群／ふたご座流星群）のひとつ「ペルセウス座流星群」が、08月13日15:00頃に極大（最も多く流れる時刻）を迎えます。
しかし、その時間は昼間で明るく流星群は見ることができないので、その前後の夜「12日の夜～13日の明け方」「13日の夜～14日の明け方」が一番の見頃となります。
流星群を観測するときに月明かりが邪魔になってしまうこともありますが、14日に新月を迎えることもあり殆ど気にならない状態なので、絶好の観測日和となるでしょう。

流星が流れてくる方角（放射点）は「北東」ですが、夜半から未明にかけて放射点が高い位置に上がってきますので、広い範囲で放射されると予想されています。ずっと見上げていると首が痛くなりますので、寝転がれる場所や環境を整えておくと良いかも知れません。
では、どのくらい見えるのかといいますと、条件によって変わります。町明かりが少ない条件の良い場所では１時間に「30～50個」、町明かりがある郊外では「10個程度」、明るい市街地では「2～3個程度」が観測できます。
これは、流れてくる流星の明るさが様々なので、明るい市街地などでは暗い流星は目にすることが出来ない為であります。出来る限り周囲が暗い場所で観測することをおすすめします。

夏の空といえば「花火」ですが、もうひとつ「ペルセウス座流星群」があることを覚えておくと夏の楽しみが増えますね。