What’s In My Bag ?

たしか、去年の8月くらいに Facebook で同じように鞄の中身を公開した記憶がある。

実はあれから現在まで大きな変更は殆ど無く、そういった意味ではきっと “自分にとってのマストアイテムが絞れてきている証拠なんだろうな~” と思いながらも、まだ持ち歩くアイテムを “常に減らしたい!” と思っているし “更に良い組み合わせが無いか?” と模索したり試行錯誤を繰り返している。
常に、最少アイテムで、最小スペースで、最大パフォーマンスに越したことは無いからね。

そんな中でも、最も大切にしていることは 「自分にとって最良の選択をする」 ということ。

“そんなの当たり前だろ!” ってことだけれど、以外にも多くの人が出来ていなかったりするんだよね。
本格的にデジタル化が定着してきて、もはや 「衣・食・住」 の根本的な部分以外となる大抵のことはデジタルで行えてしまう世の中になった。スマホやタブレットがマストアイテムとなり、デジタルで繋がりを図り、予定の管理から旅の計画や案内を任せ、日々の想い出は記憶媒体の中に残す時代になっている。
すると、いつの時代も同じ現象が見られるようになる…
「皆が良いというものを、自分も同じように持っていなきゃ!(持っていたほうが便利なんだろう!)」 という感覚。
恐らくこれが、デジタル時代を不便にする要因であり、便利な世の中を不自由に生きる原因なんだと思っています。

必ずしも 「デジタル=最速」 「デジタル=便利」 ではありません。
例えば僕の場合、スケジュール管理は簡単に書き換え(変更)が効くデジタルで行っていますが、思いついたアイディアやとっさのメモを書き残すときは手帳タイプのノートに手書きで書くようにしています。理由は至ってシンプルで 「それが僕にとって “最速” で “最大パフォーマンス” を得られる方法(選択)」 だからです。もちろん、人によっては、全て手帳で管理したほうが良いという方もいれば、それこそデジタルで完結すべき内容だと言う方もいるでしょう。
他にも、既存のアイテムをほんの少しだけカスタマイズすることで、使い勝手を良くする工夫をしています。

即ち 『当たり前と思っていたことを一旦すべて崩して、自分にとってのベストを再構築すること』 です。

今回は使い方の補足(詳細)を加えながら、自分への防備録も兼ねて 「鞄の中身」 を公開させていただきます。
今回のアイテムは…
● このタイミングで鞄に入っていたものの中から、比較的使用頻度の高いアイテム
● ケーブル類や補助アイテムは省略(※詳細に記述させていただきます)
という条件のもと撮影しております。

これを真似したところで、きっとそれは皆さんにとっての “ベスト” にはならないでしょう。
それでも  「あっ!(私の場合は○○だな!)」 と思っていただく切欠になれば幸いです。

 

 

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▲鞄の中身(メインアイテム)
(※撮影条件が悪く、色んな意味で見にくい画像ですみません)

これら全てを一度に持ち歩くことは殆どありません(恐らく今までに一度もない)。
そのときの目的に応じたアイテムを選択して鞄の中に入れて出掛けます。

では、簡単にではありますが、詳細に触れたいと思います。

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<詳細>

① Mac Book Air (13 inch)
・常に持ち歩くことはありませんが、いざというときコレが無いとやっていけません。
また、打ち合わせ時の使用頻度が高いと思われがちですが、打ち合わせ時は相手との 「会話」 や 「思考」 に重点を置きたいので、用意された資料(紙)に重要な内容だけをペンで書き加える程度しかいたしません。
まぁ、秘書とかたいそうな役割が居れば良いのですが、会話する相手が目の前にノートパソコンのモニタを突っ立てて、カタカタとキーボードを打ちながら会話していたら嫌だし、そういう相手との打ち合わせって全然良い結果が得られないですから。
そんなことするくらいなら、オープンなカフェで世間話を交えて会話したほうが、何十倍も良い会話ができますからね。

② iPad mini
・パソコンの代用として使うことはありません。理由は明確で 「代用にならないから」 です。
必死に探したであろうビジネス専用アプリをドッサリ入れて “これでパソコンと同じようなことが iPad でも出来るんだぜ!” みたいな人がいらっしゃいますが、その殆どが時間ばかり多く掛かる割には、制限された機能の一部しか満たしておりません。
僕の場合は、とにかく 「紙データ(資料)の閲覧」 に特化して利用しています。会議や打ち合わせで用意された紙の資料は、その日のうちにスキャンしてPDFデータにします。そして、その時々に進行しているプロジェクトの資料データだけ入れて持ち歩くようにしています。
紙の資料を幾つも鞄に入れるのは、探し出すスピードが遅くなるだけでなく、重くなってデメリットが多いですからね。

③ Mobile Battery / cheero Power Plus 2 (10,400 mAh)
・大容量(10,400 mAh)の充電モバイルバッテリーです。最低限のアイテムでも、スマホは2台ありますし、場合によっては iPad も持ち運ぶので、いざというときに予備バッテリーがあると助かります。この容量であれば、最大でスマホを5回フル充電することが可能です。

④ Mobile HDD – USB 3.0 / 1TB
・クラウドにデータを置く時代になってきましたが、データサイズ(容量)も様々だったり、仕事柄それなりに大きなデータもたくさん扱うので、やはり頼りになるのでモバイルサイズのハードディスクドライブです。あくまで持ち運び専用なので、いまのところ 「1TB」 で充分足りています。

⑤ Rhodia Webnotebook A6, LAMY Safari (万年筆)
・A6サイズの見開きノートブックです。「覚えておく必要があるときは紙に書き留める」 が僕のスタンスで、デジタルでも良いかも知れませんが、テキストだけでなく自由に図や表を書くには、このアナログなやり方が最善だと思います。昨年頃まで買い溜めしておいた 「MOLESKINE」 をずっと愛用していましたが、ストックが無くなり新たに購入したところ、紙の質が非常に悪くなっており裏写りが激しかったので、現在は 「Rhodia Webnotebook」 を使っています。
別途ペンホルダを装着させ、中面には普段あると便利な “チートシート” をオリジナルで作成して貼っております。更にポケットには、いざというときのために名刺を数枚入れてあります。
ペンについては10年以上前から 「万年筆(F)」 を使っていて、インキ色はブルーです。

⑥ Anker 40W USB急速充電器 / 5ポート
・USBポートが 「5基」 搭載されている急速充電対応器です。このモデルは 「IQ」 という独自機能が搭載されていて、どのポートに挿しても接続機器に必要な電力を充電器側が判断して供給してくれます。普段はオフィスのデスクで使用しておりますが、状況によっては持ち出すことも多々あります。
ポイントは、付属の電源ケーブルは長いので、持ち歩く際は別途用意した 20cm 程の短い電源ケーブルを使用している点です。

⑦ BUFFALO 4.2A USB充電器 / 4ポート
・外出時や旅行時のメイン充電器です。上記の 「Anker 40W USB急速充電器」 も使いますが、こちらはコンセント直挿しで電源ケーブルが不要だからです。たったそれだけの理由です。

⑧ メディアカードリーダー・ライター / 54種対応
・Mac Book Air には 「SDカードスロット」 が標準搭載されていますし、デジカメもSDカードのものを使用しておりますが、他人から渡される記憶メディアがSDカードとは限らないので常備するようにしております。
ケーブル一体型(収納タイプ)を選択することで、1本でも余分に持ち運ぶケーブルを減らしているのは言うまでもありません。

⑨ 名刺
・マストアイテムですね。もはやビジネスの定番中の定番です。
僕の名刺レイアウトは 「縦」 なので、名刺ケースを開けて右手で名刺を出したとき、そのまま相手にお渡しできる向きに収納していることです。ちょっとした気遣いですが、渡す際のスマートな動きって大事だと思っています。

⑩ 目薬
・目を使うことが多い時代なので、目を労るアイテムは必需品です。特にモニタに向かう時間が多いときは、ブルーライトをカットしてくれる 「○○メガネ」 も良いのですが、目薬もあったほうが良いかと…。
拘りとして “基本は眼科処方の目薬” という概念がありますが、市販品では 「子供用目薬」 を使用しています。
例えば、疲れて目が赤く充血することがあります。あれは、身体の自然治癒力が働いて、普段よりも多くの血液を目に送る(一時的に血流を良くする)ことで回復させようとしているのです。しかし、市販されている大人向けの点眼薬の多く(特に「第2類医薬品」)は、目の赤みを “無理矢理” 取るための成分まで含まれています
僕は医療に従事する者ではないので、これが良いのか悪いのかは分かりませんが、出来る限り身体の反応に対抗するような成分を含んだものは避けるよう心掛けています。子供用の点眼薬は、最低限重要な成分を最低量含んでいるものが多いので、これでも改善が見られない場合は眼科に頼ります。

⑪ RICOH GR DIGITAL
・コンデジはずっと 「GR DIGITAL」 なので、慣れとして使い続けています。
出来れば一眼を持ち歩きたいのですが、やはり重さや自身の重要性の観点からも、いまのところバッグの中にはコンデジが丁度良いサイズです。

⑫ カメラ予備バッテリー
・説明するまでもなく、カメラ持っていれば当然の備えです。

⑬ メモリーカード(SD×3枚, MicroSD×2)
・デジカメの予備メモリとしてだけでなく、自身のちょっとしたデータをまとめてSDカードに入れて持ち歩いています。敢えて詳細は避けますが、一例を挙げると 「証明写真」 とか 「健康診断データ」 みたいに、かなりパーソナルな情報です。
カメラで撮影する際は 「RAW + JPG」が基本なので、そこそこ容量の大きなメモリーであっても数多く撮影する際は予備メモリーが必要となります。

⑭ ポケットティッシュケース(ポーチ)
・お恥ずかしながら、スヌーピーのケースです。
ポケットティッシュを入れる反対側がポーチになっているので、そこに 「常備薬」「綿棒(耳かき付き)」「絆創膏」 といったエチケット用品を入れています。
この他にも、季節に応じて 「制汗剤」 「ボディケアシート」、「リップクリーム」 や  「スキンケアクリーム」 といった最低限のアイテムを持ち歩いています。

⑮ ホイッスル
⑯ コンパクトライト
⑰ アーミーナイフ / CLASSIC SD
・これらはキーホルダーにぶら下げて持ち歩いていますが(腰には付けていません)、その時々によって数が異なります。先日まではここに 「防水仕様のUSBフラッシュメモリー」 も付いていいたりと様々です。
[15] 先ず 「ホイッスル」 ですが、何となく防災意識もあって常備するようにしています。いままでに使ったことはありませんが、これからも防災や防犯で使用する機会が訪れないことを願います。
[16] 次に 「コンパクトライト」 ですが、このサイズで幾つか試した結果、FENIX社の「E05」というモデルに落ち着いています。僕の場合、近場を全体的に照らしたいことが多いので、27ルーメンで照射バランスも良く、単4形電池1本で最長 2h50min というバッテリー寿命にも満足しています。
[17] 最後に 「アーミーナイフ」 ですが、ナイフは殆ど使用することはなく 「ハサミ」「ドライバー」がメインです。

⑱ iPhone5
・主にプライベート使用です。

⑲ Blackberry Bold 9900
・主にビジネス使用です。

Grip Tight GorillaPod Stand
・簡易的でありながらも、手ぶれを抑えた撮影をしたいときや、集合写真を撮影する際は使用しています。
コンデジはもちろん、付属のスマホ用専用グリップを装着することで、最大 72mm 幅のスマホまで固定することも可能な便利なスタンドです。

 

ざっとこんな感じですが、この他に各機器の専用ケーブルを7~8本(必要な長さに拘って)持ち歩いていることが多いです。

 

沢山の便利な製品が次から次へと生まれ、世の中も変わり続け、需要も変わっていきます。ですから、来週には、来月には、僕の鞄の中身(アイテム)も大きく変わっているかも知れません。
しかし…
目先の 「利便性」 に惑わされて、本来もっと大事にすべきものを失うことだけはしたくありません。
少なくとも、これらのツールを活かすことが、それらを守り、育み、改善していくことに繋がることを願います。

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